龍×蝶=愛!?
「凜も落ちたな。」





さっきとは違う、弱々しい声。





「そうかもね。」





蝶華にいた時は、恋なんてしてなかった。愛なんて知らなかった。





だけど、あたしは慎に出会って変わった。
慎に出会って恋を知った。愛する喜びと愛される喜びを知った。
何を手放しても、慎だけは手放せない。






「最後にお願いがある。」




「何?」





「最後に俺と勝負して下さい。もちろん乱蝶として。」





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