†続†黒いスーツの王子様
あくびをしながらキッチンに入ってくる祐輔。




「はい!」


私は笑顔を作り、祐輔にグラスを渡した。




「サンキュ」


タバコを口にくわえ、私の頭をなでてくれる祐輔。


私はギュッと祐輔に抱きついた…






今でも時々怖くなる・・


もしかしたら‥私も今の事件の被害者の女性のようになってたかもしれない…



そう思うと胸が張り裂けそうなくらい

怖い・・・






「〜〜♪♪」


鼻歌を歌い私の背中をさすってくれる祐輔。

ほのかにタバコの匂いがする…

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