白虎連合Ⅳ
「はい、ココア」
「ありがとう」
購買でココアを買ってもらい、今はいつものベンチ。
昼休みが始まったばかりだけど、今日は人が少ない気がする。
やっぱり外は寒い。
でもココアが暖かいから、苦じゃない。
「もう十月中旬やもんねー」
「うん、」
「秋真っ盛りやで?」
「そうやね」
心配そうに私を見る紫織。
私の視線は、何処にも向いてない。
「ゆい、」
「んー?」
「あれっ!!!」
突然肩を揺さぶられ、紫織は何処かを指差して。
私は目を見開いた。
「…ー龍」
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