白虎連合Ⅳ
聞こえたのは龍の声。
聞こえたのは明らかに違う呼び名。
「龍?」
紫織は隣で目を見開いてる。
隊員達も同じ表情で。
今、なんて呼ばれた?
華風さん?
なんでゆいさん、じゃないん?
「あー、そういえば今週末暴走っすねー」
「龍?」
「俺ちょっと用事で迎えに行けないんで、」
「何言って、」
「華風さん、誰かに迎えに来て貰って下さい」
先ほどと打って変わっての笑顔。
いつもの龍。
いつもの龍なのに。
「じゃ、お疲れっす」
こんな龍、知らない。
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