白虎連合Ⅳ
「ゆいさん!!!何してんすか!!!」
「蓮、」
黒の特攻服を靡かせ、走ってきたのは蓮。
直ぐに紫織の上半身を抱きかかえ、私を睨んでいて。
でも私はそれどころじゃない。
最悪なことをしてしまった。
「紫織、ごめん」
「ゆ、い」
「ごめん、痛かったやんな?」
「ゆい、…一体どうしたん?」
「ごめ、ん…傷見せて」
ごめん。
ごめん。
座り込み、紫織に手を伸ばす。
でも、
「やっ…!!!」
その手は空を掴んだ。
蓮に抱き付く紫織は震えている。
私を見ない。
私が、怖い?
.