白虎連合Ⅳ





「次はここっす」


「知らん」


「…此処もだめっすか」







次はマンション。

中に入ってみるけど、やっぱり分からん。



てか汚っ!!!

なにこの部屋。







「ここ、昔ゆいさんが一人暮らししてたんすよ?」


「今は?」


「俺が住んでますっ」


「…納得」







物が無造作に置かれた状態。

んま汚いな。




漫画を拾い上げ、一つの場所に纏める。

本棚買ったらいいのに。







「じゃあっ、最後の場所行きましょか」


「最後?」


「最後っす!!!」








本しか片付けられへんかったけどいっか。

白咲はスタスタ行っちゃうし。




あーあ、龍またコンビニ弁当やん。

あ、そっか。

うちが作るって言って作ってないんやった。




雄大くんの誕生日の日に。









「ゆいさん行きますよー?」


「んー」








本を置いて、鞄を持つ。

そして立ち上がり、白咲の後ろを歩いた。








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