芽衣の恋愛論



ある日いつものように仕事終わってマンションに着くと、

サトル君がいた。



サトル君はマンション入り口の隅っこに座り込んでいて

あたしは由宇君ちに来たのに留守で待ちぼうけしてると解釈した。




足音に気付きサトル君は顔を上げた。




2人の距離は2メートルくらい。


見上げるサトル君


見下ろすあたし。


5秒くらいお互い黙ったままだった。





< 18 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop