会いに来たひまわり《短編》
「遥加の携帯鳴ってない?」
パソコンに向かって真剣に資料をうっていたからか先輩の声に一瞬びっくりする。
「ホントだ…。」
先輩の言った通り…
自分の携帯を見るとディスプレイに"遥斗ママ"と書かれていた。
真剣になりすぎて全然気づかなかったや…
「なんだろ…?」
携帯の通話ボタンを押して出ると…遥斗のママの泣き声が耳に入ってきた。
「もしも、し…?」
『遥加ちゃん…遥斗が…――』
「えっ……」
持っていた携帯電話を落としそうになる。さっきまでしっかり働いていた頭が急に働かなくなって…
話終わって電話を切るとその場にペタンと座り込んでしまった。