バニラ
愛情という名の快楽
やがて葵の毎日は阿部無しでは回らなくなっていた。

昼間のOLを終え、慌てて家路に着くと、大急ぎでお店用の衣装に着替える。

19時に迎えに来てもらい、食事を取る。

もちろん阿部が常に買い与えてくれる。

葵をお店へと送り届けた後、阿部はもう一度会社へ戻る。

再び仕事を終えた葵を車に乗せ、食事をさせ、マンションへと送り届ける。
< 53 / 144 >

この作品をシェア

pagetop