妖魔05~正道~
今日のご飯は、ハンバーグと味噌汁だ。

「いただきます」

ここ数日、千鶴のご飯を食べているが、本当に絶品である。

ハンバーグを口の中に放り込むと、肉の甘みが広がる。

「俺、千鶴の料理を食べられて幸せだよ」

「兄さん、そんなに美味しい?」

「口から光を放つくらい美味い!」

食が進み、ガツガツ食べる。

ジャスミンは、ロベリアにあーんして食べさせている。

本当に、夫婦だな。

でも、ロベリアは自分で食べられるだろう。

「千鶴って、どこでこんな料理覚えたの?」

「小さい頃から、作ってたから」

「今度、私にも教えてよ」

「うん、いいよ」

「姉さんに、美味しい物作ってあげるから」

笑顔になりながら、ハンバーグを自分の口に運ぶ。

「ジャスミン見てると、幸せになれるよな」

「何?私は姉さんの物なんですけど?」

「本心を言ったまでだよ。笑顔をロベリアに向けていようと、その笑顔を見た人は癒されるのさ」

「恥ずかしいこと言わないでよ」

「すまんすまん」

俺は食事を終わらせ、部屋に戻った。

何もする事がなく、ベッドに横になる。

「ふう」

明日から、行動しなくちゃならない。

目を閉じたところで、携帯電話が鳴り響いた。
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