ウラコイ+α






「…どうしたらいいんだろ、」









『別れちゃいなよ、そんな彼女。もっといい人がいるよ…』






『…あたしがいるよ、あたしにしなよ、槌谷君』






頭に色んな言葉が
浮かんでしまう…


「槌谷君…、わたし…」








「……下手なナンパはやめとけよ槌谷。」




バッと後ろを見たら
神田君がいた…





「…あぁ神田、久しぶり」



「おう。……」




あたしを見たあと
舌打ちした




「またケンカしたのかよ、懲りねぇなお前の女」





この男!



スッと隣に
座ってお酒を頼んだ

「ちょっと神田君!、」




「話す相手が間違ってるだろ?こいつにろくな相談なんかできねぇよ…」






ふんと 笑った
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