★ブルーの彼方★
私は駆け出していた。
ふらふらとした、不自然な走り方しか出来ない…
やっぱり、私にはこの靴は似合わない。
ふさがりかけた傷も、また開いた気がするし…
さらに、靴擦れもできて痛い。
この靴が履きこなせたら、木村君の隣にもう少し長くいられたのかな?
そんなんじゃないことは、わかってる。
でも、悔しい…悔しい悔しい悔しい!!
木村君との想い出を追いかけないですむように、今は走り抜けたかった。