神風

「本当にごめん。」


泣きながら謝るのは咲と花蓮。


リレーは全国におよばなかった。


「また来年にむけよう。まだ新人戦だってあるし。それまでに上手くなろうよ。」


「泣きながら言っても説得力ないっすよ。」


智が言うと花蓮が泣きながら頭を叩いた。


彰も3本目まで走ったようだ。


でもこっちも全国にはおよばなかった。


全国にいけるのはあたしの100のみ。
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