神風


「俺らもやる?」


やりたい!


でもいいのかな…


「どうすんの?」


「やってもいいなら。」


「俺の練習に付き合ってもらうんだけどな。あがるといつもどおりのバトンができなくなるから誰からのも受けれるようにしとく。」


なんか理由が経験者っぽい。


未経験者には何言ってんのかよく分からなかった。


彼はバトンを持ってトラックへ出て行った。

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