優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
1年前は大雅ひとりに行かせちゃったしね。




翌日。
お花を買って、ママたちのところへ向かった。



お墓にお花とお線香を供えて手を合わせた。



ママ…、大樹さん。


2年間も来れなくてごめんね。



あたしは幸せに暮らしてるよ。


ずっとやりたかった仕事について、大好きな大雅とも一緒にいられる。


ちゃんと見守ってくれてるよね?




ずっと見守っていてね?







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