アジュール・ウィング




「間抜けな、声ですね…」


「うるさいっ……。で、何?」


「切り替え、はやすぎません?」なんて
ちょっと呆れ顔で笑われる


「家、どこらへんなんすか?」


首を傾げてあたしを見る

暗いからあんまり顔が見れないけど
なぜか、また心臓が加速する



「そ、そこのコンビニ…」


「コンビニが、家なんすかっ!?」





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