+..小悪魔的な..+
「あ、杏奈センパイだ」





向かいの校舎に大好きな人の姿を見付けた裕星が教室の窓に張り付く。





てか



どんだけ目いいの?!





「杏奈センパーイ」





窓を開けた裕星が、周りの目も気にする事なく大きな声で叫んで手を振る。
< 33 / 108 >

この作品をシェア

pagetop