アクセル。
「誰?この子。」

綺麗な人は、私を見るなりあっくんにそう尋ねた。



あっくんは私を簡単に紹介する。至って普通に。




私はまた格好イイ女の人に目を向けた。



「会社の同僚なんだ。先輩から夕飯に呼ばれてて。って言っても、ついでに材料買って来いってこうしてパシられてんだけどね(笑)」


あっくんは、いかにも仕事ができそうなその人を紹介してそう言った。


「こんばんは。葵ちゃん。篤美(アツミ)です。よろしく。」



「こんばんは。」



これが篤美さんとの出会いだった。





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