アクセル。
篤美さんはやっぱり、私のブレーキであったのだと改めて思った。


ブレーキは私の行く手を阻むけれど、障害になるばかりではない。



だってブレーキは、


私の安全を確保する唯一の安全装置。



篤美さんがあっくんに、優しさだけじゃ駄目だって言ってくれなかったら、今は無かったかもしれない。






< 227 / 247 >

この作品をシェア

pagetop