KOKOROの扉

牢獄

そして着いたのは、TVドラマとかに出てくるような取調室ではなく、こじんまりとした部屋だった。


1つの椅子に腰をかけた。

私と喋ったのは、女の人だった。

《コトッ……》

私の前には、Qooのリンゴ味が置かれた。

私は、泣き続けて枯れた声を絞りだし喋った。

今までのコト


悪魔のコト


すべて吐き出した。


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