帰って来た HERO【完】
諦めきれず立ち上がりざま、チュとだけやって、俺は気合を入れた。
柔らか!!幸せ!
俺はこれを守るぜ。
「見てくる」
「わ、私も行く・・!」
伺い見た暗い廊下の向こう。
ハタハタという音は少し遠のいたようだ。
まゆたんはお化け屋敷かなにかのつもりに違いない。
俺の片腕に両手で縋り、背中の後ろから半分だけ顔を出してついてきていた。
超歩きにくい。
俺はおおかた、オートロックから締め出され、フロントを探している客の誰かであろうと思っていた。
もしかしたらジョイトイ?
でもそれなら、入り口蹴るくらい奴はするよな・・・・