帰って来た HERO【完】

諦めきれず立ち上がりざま、チュとだけやって、俺は気合を入れた。


柔らか!!幸せ!

俺はこれを守るぜ。



「見てくる」

「わ、私も行く・・!」


伺い見た暗い廊下の向こう。

ハタハタという音は少し遠のいたようだ。


まゆたんはお化け屋敷かなにかのつもりに違いない。

俺の片腕に両手で縋り、背中の後ろから半分だけ顔を出してついてきていた。

超歩きにくい。


俺はおおかた、オートロックから締め出され、フロントを探している客の誰かであろうと思っていた。


もしかしたらジョイトイ?

でもそれなら、入り口蹴るくらい奴はするよな・・・・

< 41 / 65 >

この作品をシェア

pagetop