運命

学校をサボるといっても、引きこもっているわけではなかった

親は世間体を気にする傾向で、何を言っても批判し、制限ばかりしてきていた


サボりがばれるのも面倒だったから、学校に行く振りをしては、毎日宛てもなく自転車を漕いでいた



しかし、この日常も長くは続かなかった
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