手紙〜高校受験〜
しばらくすると看護婦さんが入ってきた。
「あと少しで退院ですよ。」
にっこりほほ笑んでいた看護婦さんは淡い香りを漂わせて病室をでた。
飛駆は決心していた。
亜由穂にはもう近寄らない。
話もしない。
メールも返さない。
シンに全てを任せよう。
あいつなら亜由穂を守れる。
どーせ俺は…あと少ししか生きられない。
亜由穂に悲しい思いさせたくない。
幸せになってほしい。
笑ってほしい。
そしてその笑った顔を…
俺に向けてほしい…。
決心したはずなのに、亜由穂に対する想いが変わることわなかった。
「あと少しで退院ですよ。」
にっこりほほ笑んでいた看護婦さんは淡い香りを漂わせて病室をでた。
飛駆は決心していた。
亜由穂にはもう近寄らない。
話もしない。
メールも返さない。
シンに全てを任せよう。
あいつなら亜由穂を守れる。
どーせ俺は…あと少ししか生きられない。
亜由穂に悲しい思いさせたくない。
幸せになってほしい。
笑ってほしい。
そしてその笑った顔を…
俺に向けてほしい…。
決心したはずなのに、亜由穂に対する想いが変わることわなかった。