三つの月の姫君
 そのとき、ミスターは思っていた。


(頑張るって、なにを頑張るんだろうな)


「オレのは空元気だったんだがなあ……」


 自分でぶんどった部屋の奥の寝室に取り残されて、今度はちっちゃな独り言のミスターだった。




< 148 / 223 >

この作品をシェア

pagetop