理想の恋人−上司との恋愛事情−
「有美加、お前が緊張してんのか?普通、緊張するのは俺だろ」


「緊張してるの?」


「ああ、反対されたらどうしょうってな」


「大丈夫だよ。純哉さんは素敵だから反対なんかされないよ」





大きな手をあたしの頭に乗せポンポンとして微笑んでくれた。



ほんとに緊張してるのって疑いたくなるくらい余裕そうなんだけど。




あたしたちは家を出て、純哉さんの車で実家に向かった。







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