理想の恋人−上司との恋愛事情−
近くのデパートに入ってトイレでメイクを直す事にした。



俺は当たりをぶらぶらしながら待っていた。





「すみません、お待たせしました」





案外早くでてきた有美加。


怒ってなさそうで安心してる自分がいた。





「あ、もうすぐ母の日なんですね。今年は何にしようかな?」


「毎年、何かあげてるのか?」


「はい、一応。水谷リーダーは?」


「俺は何もしてねぇな」






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