ワーホリ!メタルドラマーが国際結婚?
エピソード51:哀しい気分でジョーク
次の日の朝、そんな単独行動
ばかりしていた俺にサマーは
「キミどこ行ってるの一人で?」
と聞いてきた。

俺はバスの魅力に取り憑かれていることを
説明するとサマーは
不思議そうな顔をしていた。

間をおいてサマーは「そう、そう」と、
なにか思い出したかのよう問いかけてきた。


「ねぇ、どうする?予約する?」


「なにを?」


「バス・・・」


サマーはそろそろ次の場所に
行きたい様子だった。

俺は俺でずいぶんブリスベンに
長居してしまったと思った。


「何日いた?」


「2週間」


「もう2週間経ったか・・・
よし、そろそろ行くか!
ところで次はどこにする?」


「シドニー」


「えっ、遠くないの?」


「12時間ぐらいよ」


「12時間か・・・」


長いと思ったが、シドニーに行きを
楽しみしていたのでOKした。


「シドニーか・・・」


このラウンドで一番のハイライト、
シドニー!とうとうその時がやってきた。

シドニーというとオーストラリアでは
東京みたいな大都市なので
見どころがたくさんありそうだ。

特にシドニーには「ベイスメント」
というジャズ・クラブがあり、
ミュージックチャージはなんと
$10くらいということだった。

シドニーに行ったら
必ず立ち寄ってみたい場所だ。

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