世間知らずの姫様×吸血鬼
「れ・・・蓮・・・・」



「おまっ、榛名!!」





「棗・・・」





まさか、生徒に囲まれていたのは、蓮と棗だとは思わなかった。




私はとっさに葉月と愁の後ろに隠れた。





「何してるの、榛名」




「榛名、彼らと知り合いなのか?」




知り合いも何も・・・。




「棗はお兄様で、蓮は私を養ってくれる人だよ」コソッ





「はぁ!?」





「榛名、お前・・・・」






「しっ、皆に言わないでっ」





「おう・・・」





「葉月、そこをどけ。」



「愁もだ」
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