もしも私がブスだったら。
あの後、私は立ち直れなかった。だって、恋人に裏切られたんだよ?



私はココロのなかで彼への復讐心が生まれた。


その後、私は何とか立ち直ってレーザー手術を受けた。




顔のしみがなくなれば、もう私に怖いものなんて無い。





そして、地味だったメガネもコンタクトに変え、おさげもストレートに変えた。



私は、その後学校の人気者になった。

その後、勇介はまた私に告白をした。


「ごめん。俺、お前を離す気は無かった。また俺と付き合って・・・。」


私は、いいよと答えた。


ええ?何で付き合うの?ですって?


ふふん、作戦よ。さ・く・せ・ん。



勇介はその後前付き合ってた頃とは別人のように、私に優しかった。


でもね、勇介。
私は勇介の事をなんとも思ってないんだよ?私はあなたを復讐することしか、目に見えてないの。


「ねぇ、勇介。お金貸して?」

「うん。良いよ。」


立場は逆。あなたは私の奴隷。逆らうことは出来ないの。


そして、一ヵ月後。

「勇介。別れよっか。」

「は?何で。」



「何でって別にあんたの事、好きじゃないから。」

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