もしも私がブスだったら。
第1章 ~可愛い私の恋物語~

ココロ

私、山乃春香は、見た目もルックスも良い。



何せ、こんな美しい体形と可愛い顔をしているから、


一週間に五人以上告白をしてくる。そんなスクールライフを送っていた。



「梨菜ー。また、男子から告られたー。」


親友の松田梨菜。

私たち二人は「美人の二人」
と言われている。








告白してくる人数はざっと50人は超えている。



「ねぇ、一度くらいはブスになってみたいよね。」


と梨菜が言った。




まぁ・・・それはそう思うケド。



つか、告白してくるのがウザい。





すると、梨菜がキラキラ目を輝かせながら言った。




「そういえば、ウチの学園、花園ジョセフィーヌ学園のミスコンが始まるよね?」



そう、季節は夏。




ウチの学園、名前はちょこっと変だが地元では超お嬢様学校の
花園ジョセフィーヌ学園は毎年、


「ミスジョセフィーヌコンテスト」を開催している。


私は、そのコンテストで去年優勝した。




もちろん今年も出るつもり。


しかし、梨菜は出ない。何で出ないわけ?

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