もしも私がブスだったら。
そんな、過去がある私は宮本君の事を思っている自分が怖かった。恋をしている自分が。


でも、この人は勇介みたいな人じゃない。私を見捨てない。

「春香ちゃん?春香ちゃん、どうしたの?」

「は・・・。すいません。」


そうだ、今美亜先輩と話しているんだっけ。


「あ、そういえばもうすぐ私の家に着くけど、春香ちゃん寄っていく?」

「いいんですか?」

寄っていけば、宮本くんに会える。好都合だ。

私は、美亜先輩の言葉に甘えて寄っていく事にした。

「どうぞ。」


「お邪魔します・・・。」

すると・・・

「姉ちゃん、お帰り。あ!ミスコンで優勝した人・・・。山乃さんでしょ?」

名前、覚えててくれてたんだ。

「あ、はい。美亜先輩にはいつも、お世話になっています。」





彼は、「上がって。」と言ってくれた。

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