愛情狂現
涼くんを殺したのは“秋になった”。
精神異常者の殺人が無罪になるのは常識。
私はまた秋に罪をかぶせることになった。
だけど私も、犯した罪過にはそれ相応の罰を受けなければならない。
だから秋は私の前から『消えた』。
本質的な自律が必要だと判断した先生は、暴れる秋にこう諭した。
『君が現れると春さんが苦しむんだ。本当に春さんを助けたいのなら、キミは消えなくてはならない』と。
春を守るために、僕が消える。
秋はその道を選んだんだろう。