愛情狂現







「涼くんの好きなところぜぇんぶ言ってあげるね!


まずはね、うーんと、この目!」





ぐしゃっ―――





トマトが潰れるような不快な濡れた音が耳に届く。




その綺麗な眼球をゆっくりと口に運び、




躊躇うことなくソレを放り込んだ。





くちゃくちゃくちゃくちゃ―――




これで涼くんの瞳はいつでも私を見ていられるでしょ?






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