アラーム高所

私たちは、長い階段を登り、少し急な坂道を上がっていった。




「ここ!!」



着いたのは、結構高いところに位置する広場。



街全体がよく見渡せるぉすすめスポット。



しかも、冬なだけに周りは薄暗く、街灯や店の灯りがとても綺麗だった。



「すげ━━━…かなり絶景じゃん」




夜景を見て目を輝かせている。



こぃつ…夜景とか、何でも似合うなぁ…///




和輝に目がいったきり視線が戻らない。



と、見とれていたら和輝と目が合った。



「ゅり…今日ぁりがとな!!」




「な何急に…///こちらこそだょ?き今日、たっ楽しかった…っ」



突然切な気に言われた言葉にドキドキしながら、カミカミで返答する。
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