アラーム高所

大親友

不思議に思いながら、ゅっくりと後ろを振り返る。





「…━麻稀?」





そこには、小学校のときの大親友、麻稀がぃた。




「ゃっぱゅりじゃんっ!!さっきから呼んでんのにぃ~…耳遠くなったぁ?」




「ごめんねぇ、ちょっと考え事を…。にしても久しぶりだねっ元気だった?」




「…5日前にプリクラ撮りに行った以来じゃん?…て5日でそんな変化ねぇよっ!!」




「ぁははっ確かに?!」




麻稀とは中学校から別々になったが、たまに遊びに行ったりしてぃたので、3年という年月が経た今でも一目で気付く。




楽しく会話をしながら歩いていたが、しばらくして一つだけ変に思った。

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