また君に…

悠は考え込んでる


しばらくすると・・・
「俺の部屋に来るか?」

へ?
どう言う意味?

「悠の部屋に泊っていいの?」
「別に俺は構わないけど・・・」

俺は…って事は他に誰かいるんだ

「んじゃ、行くぞ?」
「え?」
悠は私の手を引いて、歩いて行く

寮に着くまでに、色んな所を通った。
ここには中庭があり、バラやコスモスなどが色々咲いていた

「着いたよ。中に後1人いるんだけど…。
相当の女嫌いだから。気を付けて」

…何か世の中には色々な人がいるね。


―――ガチャ

悠は私の手を引いて、中に入った

「広~い!!」
「だろ?
これだったら、3人行けるんじゃね?」
「…いいのかな?……後1人が…」
「んー。分かんね。
まあ、何とかなるんじゃね?」

か、簡単な・・・。

―――ガチャ

入ってきたのは、超可愛い男
「な、なな何で女がっ!!!」

男は私に指差して、言った


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