また君に…


「…おい」
「何?」

ヒイィィィィィィッ!!!!!!

2人の間にいる私は一番、危険な…


「あれ?美優?」
後ろから、優しい声が聞こえた
私が振り返ると、制服をパッと着こなしていて、メガネが超似合ってる

「淳っ!!!」
私は淳に抱きついた


「え?どしたの?」
「この前はありがとうございましたっ!!!!
助けて貰った時、超嬉しかった!!!」

私がゆっくり離れると、淳は驚いたような顔をして、私を見た
「…超美人じゃん……」

淳がそんな事を呟いてたなんて、知らなかった

「ってか、その前に…」
「へ?」
「あれ、どうしちゃつたの?」
「あ…」
淳の指の先を辿って行くと、胸ぐらを掴み合ってる、悠と守の姿が…

私は大きなため息をついた

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