狼くんと放課後LOVE(仮)
「───分かってたよ。そんなこと」
頬杖ついたままアッサリ言うと気づいてたのかと驚いた顔をする俊輔。
当たり前だ。
俺は莉子の彼氏だぞ。
莉子が最近可愛くなったことで今まで莉子に見向きもしなかった男達が莉子を気にし始めたことぐらい分かってるって。
「そっかぁ。気づいてたかぁ。さすがだなぁ」
「当たり前だっつの。それに、もし俺にコソコソ隠れて莉子にチョッカイだそうことなら…」
「どうすんの?」
「ボコボコにするに決まってるだろう?」
「あれ?お前喧嘩やめたんじゃねぇの?」
「それとこれとは別」
拳を握りしめて睨んだ。
「お前、コエェ…」
「冗談だっつの。まぁ、殴りはしないけど脅しはするかもな」
冗談っぽく笑って言った。