狼くんと放課後LOVE(仮)
抱きしめられていることに気づいた瞬間
一気に湯沸かし器が沸騰したみたいに頭から湯気が出て
「ヒャッ…ヒャッーー!!」
わけも分からない声を上げて、バッと宮崎くんを突き放して2メートル以上後ずさりした。
「えっ…?」
あたしの行動に驚いて、キョトンとした表情で瞳を点にしている宮崎くん。
それはそうだろう。
普通なら抱きしめられて嬉しがるところを、あたしはあろうことか宮崎くんを突き放したのだから。