Memory with you〜陽はまた昇り繰り返して逝く〜
「まぁまぁ、そういわずに〜。
結婚したらそうも言ってらんないわよ〜!」


「そ、そんなの昔の話ですよ〜!」


いつからだったろう・・・。


お互いを異性として認識し始めるようになってから自然と結婚しようなどとは言わなくなった。


元々子供の戯言だったから気にもしていないけど・・・。


「母ちゃん〜部屋に佳菜のこと勝手にいれるなよ〜!」


ブレザーのボタンを留めながら1階へ降りて行った。


「あんたが起きないから悪いのよ〜!
せっかく佳菜ちゃん迎えに来てくれたのに!」


そうゆうと早く行きなさいと僕のお尻を叩いた。


「いってらっしゃい!」
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