迎えに来た王子様!?

強制

「何だって!!!」


社長室から、
ヨーゼの大きな声に、
私は驚いた。


そしてコーヒーを持って
部屋に入ると、
ヨーゼの顔色は悪かった。


「どうしたの?」


「あの土地に、
業者が強制的に入って、
工事を始めたんだ。」


「なんですって!!!」


「大丈夫だ。
今は工事を止めて貰って
いるんだが、
何処まで持ち堪える
事が出来るか分からない。」


ヨーゼの答えに、
私は何も言えなかった。
< 205 / 271 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop