イケメン学園~秘密の甘い恋~
「蒼空はね、優那ちゃんを必要としてる。今までサボっても怒らなかったのも失いたくなかったからじゃないかな?」
「でも、今日怒られちゃいましたよ?」
「蒼空だって、そんな気長じゃないよ・・・・。それにさ、気づいたんじゃない?怒らないのが優しさじゃないってこと。」
蒼空くん、あたしのために我慢しててくれたの?
怒らなかったのも、
ずっと、ずっと・・・・。
あたしは彼をどれだけ苦しめたんだろう?
「先輩、ありがとうございます。あたし、行って来ます!!!」
あたしは急いで部屋を出た。
早く会いたくて気持ちが抑えきれないよ。