よ つ の は
― 翌朝


チュン… チュン チュン…


pi pi pi pi …カチッ
「はぁ… 気が重いな… 」
結局、あれから一睡も出来ないまま朝をむかえた…
携帯を握りしめたまま…
くるはずの無い、サクラからのメールを待ちながら…


「行ってきます… 」
―…バタンッ


―ブォン!ブゥン!…
 ブブブゥルルルルルッ…―




―…
だめだ…、サクラの事ばかり考えちまって、頭ん中がグシャグシャだよ…

サクラ… 今日の夜 会ってくれるかな…
もし 会ってもらえなかったとしても、電話でもいい…、ちゃんと今日中に気持ち伝えよう…
このままの状態を引きずってても、サクラがかわいそうなだけだ…


― ビビビビィーッ!!!

「―あぁっ!!」
キキキィーッ!!―


「コラァー!!
テメェどこ見て走ってやがるんだ! ぁあ?!
死にてぇのかよっ!!」

「ぁ…、すっ すみません… 」

「気をつけろゃボケェ!!」
―ブォゥウウウン ブンブゥウウゥゥゥ…


―あ… 危ねぇ、
ダメだ…しっかりしねぇと…
ここで事故っちまったら、何の意味も無いじゃないか…

でも…、いっそこのまま死んだほうが 楽かもな…




…ガチャ
「お早うございます… 」

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