よ つ の は
―『本日は、ご来館頂き 誠にありがとうございました。 お帰りの際は、お忘れ物に ご注意頂き、お足元にお気をつけて… 』―
「あー、感動したぁー!
思わず泣いちゃったよぉ…。 すごく良かったねっ ミヤビ!」
「あっ、おう! 最高だったよ!」
「えーっ、うそばっかりぃ。 ミヤビ途中で、何回か寝てたでしょー」
「なっ、んな事ないよ! ちゃんと見てたよ!」
「ほんとにぃ?
じゃあ問題っ! ヒロインのユイが 告白した場所は、どーこだっ!」
「えっと… ホラっ! あれだろ? あの場所…」
「くすくすっ、もぅー無理しなくていいょ! ミヤビ昨日寝てないんだもん、仕方ないよ。
それに… ミヤビって、普段あんまり恋愛系とか観ないでしょ?
今日は、一緒に観にきてくれただけで嬉しいよっ!」
「ごめん… サクラ」
「ううん、いーのっ!
ねぇミヤビ… 携帯かしてっ!」
「えっ! 俺、浮気とかしないよっ?」
「あはっ、もう 違ぅよ! いいから ほらっ!」
「う… うん」
「じゃあ ちょびっとだけアッチ向いてて!」
「えっ、どうして?」
「どうしてもっ! ほらっ 早くっ!」
「お… おぅ…」
―… ごそごそ…
「あー、感動したぁー!
思わず泣いちゃったよぉ…。 すごく良かったねっ ミヤビ!」
「あっ、おう! 最高だったよ!」
「えーっ、うそばっかりぃ。 ミヤビ途中で、何回か寝てたでしょー」
「なっ、んな事ないよ! ちゃんと見てたよ!」
「ほんとにぃ?
じゃあ問題っ! ヒロインのユイが 告白した場所は、どーこだっ!」
「えっと… ホラっ! あれだろ? あの場所…」
「くすくすっ、もぅー無理しなくていいょ! ミヤビ昨日寝てないんだもん、仕方ないよ。
それに… ミヤビって、普段あんまり恋愛系とか観ないでしょ?
今日は、一緒に観にきてくれただけで嬉しいよっ!」
「ごめん… サクラ」
「ううん、いーのっ!
ねぇミヤビ… 携帯かしてっ!」
「えっ! 俺、浮気とかしないよっ?」
「あはっ、もう 違ぅよ! いいから ほらっ!」
「う… うん」
「じゃあ ちょびっとだけアッチ向いてて!」
「えっ、どうして?」
「どうしてもっ! ほらっ 早くっ!」
「お… おぅ…」
―… ごそごそ…