天然姫と3匹の狼



颯ちゃんは私の前をスタスタ歩く



『ねぇ颯ちゃん!どこ行くの?』



そう言うと颯ちゃんはいきなり立ち止まった


『うわっ!!』



「ついたぞ!」


『へ???』



「ここが俺たちの寮!今日からよろしくな♪」



『えぇ!!どーゆーこと!?』



「えっ?知らないのか?木村が菜美は寮で生活するって言ってたぞ」



私は急いでママに電話した



『ママ!!寮生活ってどーゆーこと!?』



「ごめんね〜内緒にしてて!寮って言ったら菜美行かないと思ったの!」



『でもっ・・私ムリだょお!』



「颯太君もいるんだから大丈夫♪荷物送っといたから♪頑張ってね〜♪」



『えっ!ちょっ・・・ママ!』


ぶちっ・・・ツーツー


き・・切られた・・・







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