【短編】 先生･･･好きだよ

クラス替えの紙を一組から目で追ってみる。
一組･･･ない。　二組･･･ぁ!あったー
しかも心友のりーちゃんと一緒だぁ!!


あぁ････私は何て幸福なんだろうか･･･(笑)

ふと、隣にいる佑汰を見た。



｢おー!!大和一緒じゃんかー。俺ちょー幸運」



････さすが双子。考える事は同じか。



｢佑汰ー!何組?」


｢んー?俺三組!!」


｢えぇ!佑汰と違うクラスじゃん」



バシッ



｢アホか!双子が同じクラスになる訳ないだろう｣


｢佑汰君!叩かなくてもいいんじゃないですか?」



我ながらこのキャラはキモイか････



｢あっ!りーちゃん来たから教室行くね。」


｢オー。後でな」



なんだかんだ言って私と佑汰はなかよしなんだよね。


私はりーちゃんとくだらない話しをしながら歩いた。
教室は二階だからすぐ着いた。



｢おはよー!眞深ー!りーちゃーん!｣



そー言いながら抱きついて来たのは心友の藍。
いつもながらメッチャ可愛いー!!

知り合いも結構いた。教室の中をキョロキョロしてたら
見つけてしまった･･･最悪。





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