夏の空は蒼く輝く
第四章


あれから時間の流れとは
早いもので
今日は24日クリスマスイブ

今年は
リョウとツバサくんとコウくんの
4人でパーティーして
その後私はリョウ家にお泊まり


今、私はリョウと
パーティーグッズの
買い出しにきています

「んー。
 グッズって何買っていいか
 わかんないなー。」

「クラッカーとか買っとく?」

100均でいろんな物を
物色しているけど
何を買って良いのかわからない

私たちはクラッカーや
サンタの衣装を買って
お店出た


「あら!リョウちゃん!!」

「エリカさん!!」

リョウは声をかけた
綺麗な人に駆け寄った

エリカさんって
呼んだということは
リョウのお母さんじゃあ
ないよね・・・

「あ、エリカさん。
 私やコウの友達の高橋ハナ
 ハナ!
 コウのお母さんのエリカさん。」


「初めまして。」

「初めまして。

 可愛い女の子ね。」

そう言ってエリカさんは
優しく微笑んだ

コウくんのお母さん・・・

微笑んだ顔は
確かにコウくんに似ている


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