超イケメン☆ホストクラブ
「……だけど、貸し切りって、いつもこんな感じなの……?」

フロアには他の客の姿は見えず、いるのは私と4人のホストたちだけだった。

「うちは、お一人様の貸し切りが、当たり前なんだよ」

と、ストレートのバーボンを手にした流星が話す。

「つまり、貸し切りのみでしか、やってないっていうことだ。

何しろ、俺たちがじきじきに選んだお客だからな、やっぱ丁重にお招きをしないとって感じで」

銀河が言いながら、グラスに氷を放り込む。

「僕たち、こう見えて超イケメンだし、イケメン4人に囲まれたら、夢心地にもなるでしょ?

そんな夢の空間を、お客さんに与えるのが、ここ、超イケメン☆ホストクラブだから」

バーボンのソーダ割りを手に、天馬が相変わらずちょっと皮肉混じりな言い方をする。
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