超イケメン☆ホストクラブ
「……眠ったら、おまえに襲われるとか思ってんじゃん?」

酔った流星が笑い混じりに言う。

「そんなことはしねぇよ…」

銀河がそう軽くかわして、話はそこで終わるかと思った。

けれど、流星が酔った勢いで、

「しねぇんじゃなくて、できないんじゃないの?」

と、言い出して、場の雰囲気が一変した。

「つまんねぇこと言ってんじゃねぇ……」

銀河が低い声で凄むように言った。

「本当のことだろうが? ……昔のこと、今も引きずってんだろ?」

流星がにやけ顔で口にする。

「よけいなこと言うなって、言ってんだよ…」

銀河がさらに低く声を落とした。
< 80 / 125 >

この作品をシェア

pagetop