超イケメン☆ホストクラブ
「美憂と付き合うようになって、あいつは周りにも心をひらくようになったんだよ」

流星の言葉に、ふいに銀河のセリフを思い出した――

『俺が、考え方を変えられたのも、影響を与えた奴がいたからだったしな』

銀河が言ってた『影響を与えた奴』っていうのは、きっとその彼女のことだったんだと思った。

「銀河は、美憂をすげぇ大切にしてて、このまま結婚してもおかしくないようにも思われてたんだけどな、

けど、そんなうまくも進まなかったんだよ……」

「何が、あったの……?」

やっと、それだけ聞く。流星の言い方からして、2人の間に何かがあったのだろうことは明らかだった。
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